「人生の教養が身に付く名言集」を読んで
こんばんは!
暑くなってきて、最近テレワークのときはズボンを履かなくなった抹茶です。
今回は初めて書評を書いてみたいと思います。
僕は読書が好きで週に2冊読むペースで読んでます。
その読んでる本で出口さんの「人生の教養が身に付く名言集」を紹介します。
出口さんは僕が本を読んでてメッチャお世話になっている著者ですが、簡単に紹介しますと京大卒のライフネット生命の社長さんです。まぁ、えげつない経歴を持っている人で、著書も多数あります。この人は世界史の哲学に精通しているので、ビジネス書やけど推理小説並みに人の名前が出てくるので、メッチャ勉強になります。
そんな出口さんが書いた「人生の教養が身に付く名言集」で色んな名言が出て来るのですが、その中で2つ印象に残ったので紹介します。
①「真の生とは出合いである」
マルティン・ブーバー(ユダヤ系哲学者)『我と汝・対話』
②「私が人生を知ったのは、人と接したからではなく、本と接したからだ」
アナトール(フランス)
①について
この言葉からこれからも偶然を大事にしようと思いました。
自慢ではないですが、今までの人生で自分の思った通りにいったことがないです。高校受験は失敗して私立の高校に行き、大学受験は浪人したにも関わらず、行きたかった国立大には行けませんでした。就活でも製薬系の会社に入りたかったですが、ものの見事に全部落ちて今の会社に就職しています。このように、私の人生は失敗ばかりなんですが、いざ当時の生活を振り返ったら、どの時代も凄く充実してたなぁと思うんです。その時代の出合いを大切にすることが、大事だなぁとこの名言で再度感じました。
②について
これは僕がこれからもっと様々な本を読もうという動機を与えてくれる言葉です。人生で学びを得る方法が3つあると書かれています。それは「人・本・旅」です。人生の中で最も経験として残るのが、旅と人と直接会うことなんですが、人生は有限なので限られています。そこで本が最も効率良く経験を積むことが出来るのです。しかも本は絶対に会うことが出来ない人達の考え方も知ることができるのです。例えばプラトンやソクラテス、あるいは福沢諭吉や夏目漱石など、歴史上の人物の考え方にも触れることが出来ます。教養の幅を増やす最も効率良い方法です。僕はあまり歴史は好きではないのですが、もっと魅力的な人になるためにも古典や歴史の本にも挑戦していこうと思いました。
以上が「人生の教養が身に付く名言集」の書評でした。
またこれからも読んだ本の書評を書いていこうと思います。
それでは!
- 作者:治明, 出口
- 発売日: 2020/01/18
- メディア: 単行本